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マウントポジション入門講座

http://www.flickr.com/photos/47823583@N03/4590042411
photo by Enokson

*テロップが表示される

"ネット入門講座 第一回 マウントポジション"

*OP音楽が徐々にフェイドアウト。
深々と挨拶する講師

こんばんは。
みなさん、今日もネットライフをエンジョイしてらっしゃいますか?

今回ご紹介する「お手軽なマウント」の取り方。
マウントを覚えるだけで凡百のユーザーから、ネットで斜め方向の存在になれます。
やり方はいたって簡単。
老若男女誰でも手軽に行えてしかもドヤ顔が出来るので、現在オシャレ最先端を行くパリジャンらの間で流行していると聞いております。

それでは、さっそく始めて行きましょう。
 
 

 

1."マウント"とはなにか?

コンデ・コマこと柔道家 前田光代。

講道館において無類の強さを誇った彼は、仲間と共にアメリカに渡り、ホワイトハウスにて柔道のエキシビジョンマッチを行いました。
しかしその試合において味方が満足な結果が出せず、不満に思った彼は独りアメリカに残り武者修行の旅を開始。
世界各地を転戦する中、ブラジルへと行きつきます。
そこで出会ったグレイシー一族に前田の身につけた技術が伝えられそれが現在のグレイシー柔術の源流になったと言われています。

総合格闘技の世界にグレイシー柔術の登場は不意打ち以外のなにものでもありませんでした。
多くの格闘技が「相手にダメージを与え打ち倒す」ことを目的としていたのに対し、グレイシー柔術ではまず「ポジションをとる」ことを重視したからです。
殴り合わず、まず諸手刈りで相手の体勢を崩す。
あるいは横四方固めなどから身体を移動させる方法もあります。

そして相手の胸の下あたりに馬乗りになり、両足を背中に差し込みロックする。
ガラ空きの顔面に拳を振り下ろす、腕をとり十字固めを狙う。
回転し防御の姿勢になられたら、脚を胴に絡め、身体の自由を奪った上で上向けに返し、顎の下に腕をねじ込み胴締めスリーパーを狙う。

このように馬乗りになり相手の姿勢をコントロールする状態をマウントポジションと呼びます。


The Mount Position In Brazilian Jiu Jitsu - YouTube

ネットにおいて相手の意見に馬乗りになって批判するこを、この柔術におけるマウント・ポジションからの一方的な打ち下ろし攻撃にたとえて「マウント」と呼ぶことになったわけです。

2.お手軽なマウントのとりかた

では具体的にマウントポジションの取り方を考えて行きましょう。
マウントにおいてもっとも大事なことは

「一方的であること」

これに尽きます。


1.語源であるマウントポジションのように一方的に持論を展開するにはどうすればいいでしょう?
それは「我慢する」ことです。
何かが話題になってもひたすら耐える。
誰かがホットエントリーになり、誰かが燃え、ニュースを独占してもひたすら耐えます。
いくら話題になってもその話題を口にしてしまえば乱戦の中に混ざったのと同様。
ですからひたすら興味のないふりをして耐えます。

2.ネットの話題は変わりやすいもの。
昨日まで話題になっていた事柄は二日後にはありふれたものになっています。
興味が薄れ、皆が飽き始めたタイミング。
慎重に観察しましょう。

見極めるためのキーワードがあります。
それは、ひとこと

「叩きすぎ」

このキーワードを見つけたらその時がマウントのタイミングです。
躊躇せず、これまで耐えた気持ちを一気に使って前のめりに話題に突っ込んでいきましょう。

3.さて、どんな切り口で語れば話題のマウントを取れるでしょうか。
単純に話題を語るだけならありふれています。
展開も意見も出尽くしていますし、今さら感が強い。
そこで

・この話題に全く興味がなかったんだけれど

と前置きし

・集団で叩くのはいじめと同じ
・今やネットの悪意が顕在化する
・インターネットでは人間の悪意が視覚化される

と叩いた、話題にした人々全てを批判します。
これで無敵の位置を手に入れることができます。

後出しの強さ

この後出しジャンケンの位置こそネットにおけるマウントポジションです。

疲弊したその話題に対しメタ的な馬乗りになる。
騒ぎの後追いで登場し総括することで、話題の渦中の人々より上に立って話題を語ることができるわけです。


本来、全く興味がないのであれば「僕は興味がなかったんですが〜」と語り出す必要すらありません。

たとえばウチの場合、どれだけサッカーのことが燃えようと話題になろうと興味のないので最初から最後まで語ったりしませんし、いじめと同じ構造だろうが語りません。
なぜなら終始、興味がないからです。

「興味がなかったんだけれど〜」と語り出すひとの大半は興味がないのではなく、興味がありつつも混ざれば同類になってしまうからと、この総括マウントポジションを得るためにひたすら様子を見ていたわけです。
メタなこの位置は総括されているため打ち返してくる相手にも圧倒的優位を得られます。
他にもさまざまな方法がありますが、この取り方が一番手軽ですね。


テクニックひとつ知るだけであなたもネットで一目置かれる存在になれるかもしれません。
ステキなネットライフをお過ごしください。
さぁ、レッツマウント!

*曲が流れる。講師一礼、右下"マウントポジション講座 終"のテロップ。
*スタジオ暗くなる。

(fade out)
不敗の格闘王 前田光世伝 グレイシー一族に柔術を教えた男 (祥伝社黄金文庫)

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